2018/07/14
7月14日、博多駅内の博多シティーにて、補綴治療におけるスカンジナビアンアプローチという演題で、弘岡秀明先生がご講演されたので聴講いたしました。
午前の診療後、新山口に向かったのですが、不幸にも近辺の駐車場がどこも満車で止められず、新幹線を1本乗り過ごしてしまいました。
おかげでこのような車両に乗ることになり、これも運命かと喜んでおりました。
そして、車内の気合の入り方に脱帽でした。
なんと、床、トレーの文字、遮光カーテンまでキティーで(一部車両)私と同じく、いやもっとご年配の方がこのような車両にクールに座っているところを見ると、多少違和感を感じるのでした。
もっとも、遊び心を持つことは大好きなので、JRのこの気合の入った大人遊びには、感心するしかありませんでした。もしかしたら、一番はしゃいでいるのは自分ではなかっただろうか・・・
先頭車両でお姉さんに、“どうぞ楽しんで見てくださいね”と言われたときは、笑顔でかえすしかできませんでした(^^;)
そのような機会に恵まれながら、博多へ向かいました。
残念ながら、前半の講演を聞き逃してしまいましたが、後半はしっかり聞く事が出来ました。
今回は、博多でご開業で、米国歯科同窓会会長、岡村臨床補綴研修会の岡村光信先生に招かれ、弘岡先生の先輩で米国タフツ大学に留学されていた、船越先生も同席されておられました。(九州歯科や福岡歯科の教授陣も)
そんな中、臆することなく弘岡節全開で話される先生に、これまた脱帽しました。
昔は、スカンジナビア派アメリカ派なんて派閥がありましたが、エビデンスベースドの現在では、もちろん多少なりの解釈の違いはありますが、垣根はほとんどなくなっております。
もっとも、臨床において、国の制度や国民性がかなり左右されますので、多少なりと違いはあるはずですが、船越先生が“僕もほとんど同じことをやってる!”とおっしゃっておられたことを聞くと、私のような若者としては、今後の歯科界の未来を左右する両雄が、手を取り合っているようで安心した!というのは少々大げさかもしれませんが、ホッとしました笑
(ご講演の内容に関してご興味ある方は、ぜひ直接お問い合わせください!)
研修会終了後懇親会が開催され、先日アムステルダムのスキポール空港で偶然出会った加藤先生とご一緒させていただきました。
向かって右から、加藤先生、船越先生、弘岡先生、私です。
加藤先生はイエテボリ留学、学位取得後Hong Kong大学インプラント科に入局されており、現在福岡の桜坂でお兄さんの開業先である北欧歯科に非常勤としてご勤務されております。
博多に引っ越しされる方は要チェックです!
また、いろいろな先生とご一緒に勉強になる楽しいお話しが聞け、充実した時間を過ごしました。