山口県防府市の歯医者 あい歯科クリニック

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メンテナンス

2018/05/11更新

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健康維持・促進に大切なメンテナンス

院長・深野 源太 / ふかのげんた

健康維持・促進には、メインテナンスが不可欠です。
せっかく完治したのに、再発をするようでは台無しですね。
メインテナンスの目的は、「お口の中の健康を、最大限守る」ことにあります。

われわれは、長くお付き合いいただくために、
痛くなく、むしろ心地よい、スパのような通いたくなる施術を目指しております。
これは、お口の中の状態がいい人の特権です。
あい歯科クリニックでは、2種類のメインテナンスコースがあります。
通常の健康保険で行うPTCと、自由診療でおこなうPMTCとご用意しております。
PMTCは、いわゆるクリーニングと呼ばれ、茶渋やタバコのヤニが気になる方にお薦めです。
自由診療のものは、原則病気ではないものに適応されます。(色が着いただけでは、病気ではない!)


術者磨き。衛生士による、歯磨きを行います。心地よいです。
ブラシによる、清掃。
ラバーカップ(柔らかいゴム)で歯の表面を磨きます。
ラバーチップにて、歯の間を磨きます。
硬い歯石があれば落とします。
フロスにて、歯の間に付着した、プラークや食渣を落とします。
フッ素を塗り、歯質を強化します。
きれいになりました!

【真のエンドポイントは、お口の中の健康である】
この言葉の意味が分かる方は、既に定期的に歯科を受診されていると思います。
そうでない方は、歯科受診の目的が、痛くならないようにとか、噛めるようにとか、歯石を取ってほしい、
とか、目先の目的の場合が多く感じられます。ちょっと厳しいようですが・・・

治療のゴールが、昔よく行われていた“治療”=機能回復(詰め物のセットや被せ物のセット)だと、一時的にはよくても、根本的な解決にはなりません。悪くなった大本は、ばい菌にあるので、ばい菌をきちっとやっつけること(プラークコントロール)ができていないと、上の図のように、すぐにまた悪く(発病ゾーンへ)なります。そして次の完治(厳密には完治ではないですね)は、前の状態より悪くなってしまいます。繰り返すうちに、歯がだめになってしまいます。機能回復はその名のとおり、噛んだりしゃべったりするための、一時的な回復手段であり、真の原因に対するアプローチではないため、メインテナンスが出来ていないと、また悪くなってしまいます。

一方、治療のゴールが健康維持・増進である場合、定期的なメインテナンスによって、プラークコントロールをしっかりチェックしているため、発病ゾーンへは入りにくく、いい状態を維持できます。結果的には、少ない通院回数で、心地よい施術で、最大限健康を維持できます。

【健康維持の大切な指標】
歯医者さんに行くたびに、歯ブラシしてますか?何分磨いていますか?どうやって磨いていますか?
など、いい加減うんざりしている方、朗報です!
私からひとつアドバイスをしましょう。
何分やっても、どうやって磨いても、何を使っても、OKです。ただし、下記を満たしていることが条件です。
1、プロービング時の出血がない。
2、ポケットが全て3mm以下
3、プラークコントロールレコードが0%
1~3を満たしているか(1だけでもOKですが・・・)、チェックしてもらいましょう。
ここで大切なことは、歯ぐきの健康を維持するためには、客観的に、定量的に評価してもらい、OKかどうかです。
言い換えれば、“自分で一日10分も歯磨きしてるよ!、だからいいでしょ!?”的な場合、本当に誰が
見ても出来ているか?また、どのぐらい出来て、どのくらい出来ていないかを数字でより具体的に評価
してみましょう、と言うことです。
メインテナンス時に一番チェックしているのは、1~3なのです。