2018/08/01更新
Colume
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院長・深野 源太 / ふかのげんた
エナメル質を不必要に削り、虫歯に対する抵抗力が落ちてしまわないように歯を削るのは最小限に留める努力をします。
FDI(国際歯科連盟)は2002年に声明としてMI(Minimal Intervention)の概念を提唱しました。(以下5項目)
1)口腔内細菌叢の改善
2)患者教育
3)エナメル質内および象牙質のう蝕でまだう窩を形成していないう蝕の再石灰化
4)う窩を形成したう蝕への最小侵襲
5)欠陥のある修復物の補修
3)、4)からもわかるように、国際的にも“歯質を削りすぎないようになるべく残す治療”へと変わってきております。
ただし、ここで重要なのは歯を削らない事が目的ではありません。あくまで歯が長期にわたって機能できる事が目的である為、歯の破折等につながるような見せかけの良治療は行いません。
歯を削らない=善、ではありません。必要な時はそれなりに削ります。
ご興味のある方、詳しく知りたい方は、直接訪ねてください(^^)